Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring Tour 2026
『パリの炎』
芸術監督・宮尾俊太郎が手掛ける初の全幕プロダクション、2026年5月開幕!
18世紀フランス革命の希望と絶望、そして狂気が交錯する物語ー
時代の荒波に翻弄される人々の運命、自由と平等を求め燃え上がる民衆の情熱と狂気を、美しくもダイナミックな舞踊表現で描き出す全幕バレエ『パリの炎』。
ルイ16 世とマリー・アントワネットの治世末期、王政から共和制へと激しく移り変わる歴史の奔流の中で、マルセイユ義勇軍がパリへと進軍し、革命の勝利を掴み取るまでのドラマが展開されていく。
1932年、旧ソ連で初演された本作。ガラ公演などで終幕のパ・ド・ドゥは
世界中の舞台を彩ってきたが、全幕での上演は極めて稀少。
だからこそ、K-BALLET TOKYO が手掛ける新プロダクションの誕生は、バレエファン待望の一大イベントとなる。
最大の見どころは、革命のエネルギー渦巻く民衆の群舞シーンから、華麗なパ・ド・ドゥや民族舞踊まで、K-BALLETならではの超絶技巧が随所に散りばめられた多彩な踊りの数々。
激動の時代を生き抜く人々の歓喜と悲哀、勝利と犠牲のドラマが鮮やかに描き出される深い物語性。
殊に本プロダクションでは、ロシア版にはないストーリーラインを加えることで、そこに新たな起伏を持たせる。
王政の象徴として登場するアントワネットとルイ16世は宮殿での栄華を表す
グラン・パ・ド・ドゥを踊るほか、その後に待ち受ける悲劇の過程もドラマティックに描くという。
また、オリジナル・キャラクターとして若き日のナポレオンが活躍するなど、バレエファンならずとも興味深い要素が盛り込まれるのも楽しみなところ。
その世界を彩る豪華絢爛にして圧倒的な舞台美術は、
METやセイジ・オザワ 松本フェスティバルのオペラ、ABT やボストン・バレエなど、数々の名門劇場で活躍するロバート・パージオーラが手掛けることも見どころの一つだ。
革命の熱気が炸裂する、魂を震わせるステージ――。
バレエ史に刻まれる奇跡の瞬間が訪れる。
<演出・振付:宮尾俊太郎>
総監督・熊川哲也からこの重要な使命を託されたのは宮尾俊太郎。
2020年までK-BALLETのプリンシパルとして活躍すると共に、熊川演出・振付『蝶々夫人』では振付補佐も務め、また小品等の振付においても才能を発揮してきた。K-BALLETで数々の主演を担ってきた豊富な舞台経験と熊川仕込みの感性、映画や舞台での俳優経験から得た幅広い知見。そのすべてを注ぎ込み、満を持して挑む初の全幕バレエ。
バレエ『パリの炎』とは?
『パリの炎』という作品は、ガラ公演などのグラン・パ・ド・ドゥとしてご存知の方が多いだろう。しかし本作は、旧ソ連時代の1932年、ロシアの10月革命15周年を祝してキーロフ劇場(現・マリインスキー劇場)で全幕バレエとして制作・初演され、翌33年にはボリショイ劇場でも上演された、由緒ある古典全幕バレエ作品なのだ。
初演は大成功を収めたものの、後半の盛り上がりに重きを置き、シンプルな物語構成の本作は、ロマンティックやエキゾチックといった観客を魅了する要素をもつ他の古典バレエの影に隠れてしまったのか、時代とともに全幕上演は行われなくなってしまったという歴史を持つ。ボリショイ・バレエやミハイロフスキー・バレエが全幕上演をしているが、ロシア以外でのバレエ団ではほとんど目にする機会はないといえるだろう。
もちろん日本のバレエ団でもこれまで本作品の全幕上演はなく、Kバレエが初となる。宮尾は、オリジナル版でややドラマが平坦な前半の流れをリズム良く整理するほか、革命に関わる人物の心情をさまざまな側面から描く演出を加えるという。『パリの炎』を現代に甦らせるこの挑戦に、期待したい。
(文:早川智子)
2026年5月、K-BALLET TOKYOが贈る最新作『パリの炎』全幕上演が決定!
熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring Tour 2026『パリの炎』







